深い森/画像詩



壮大な悪夢を呼び出した背景
幽霊が現れたり殺人鬼に追い回されたり。悪夢と言えば、恐怖に駆られる夢を真っ先に思い浮かべます。階段から落ちる夢は臨場感があって怖いですね。体がびくっとなって真夜中に目覚めたことがあります。
悩みや心配事は夢に現れやすいそうです。悪夢はそういった心のつかえを具現化したものかもしれません。この詩のシチュエーションも、恐怖こそ感じられませんが悪夢の部類に入ると思います。静かな悪夢です。
彼女が守っていた大切な思い。
彼女が去るまで気付かなかった自分の愚かさ。
複雑に絡み合った感情が夢となって現れます。
森の中に消えた彼女は一体何を伝えたかったのか。「もういない」という事実を再認識させただけなのか。
この夢の背景には彼女を失った苦悩がかかわっていて、深い森も大河もそれを表現するセットのよう。森に消えた彼女は自ら現れたのではなく、僕自身が彼女を呼んだと言えるでしょう。
悔やんでも悔やみきれない思いは、夢の世界までも覆ってしまいます。

感想 (1)
簡単な様でいてなかなか気が付かなかったり、
わかってても見失ってしまったり、
大切なものだった・・・って
後で改めて思ったりしますよね。
切ないけれど、そう気付けた事が大事なんだと思いました。
投稿者: ohmimi
日時: 2007年06月03日 20:40